交流戦試合結果 6/23

交流戦試合結果(セ3勝、パ0勝)

ヤクルト 4×−3 オリックス●

  • オリックスは9回表ヤクルト抑え林昌勇投手からカブレラ選手と北川選手のホームランで同点に追い付くも、延長10回裏オリックス抑え加藤投手が2つの四球を与えてしまい2死2、3塁からヤクルト武内選手にサヨナラタイムリーを打たれる。オリックスは大石監督代行で暫くは好調が続いてたがその後失速して最後は5連敗で交流戦を終了。勝ったヤクルトは前半戦こそ4勝8敗と苦しんだが、後半戦7勝5敗と盛り返して交流戦を終了。

    横浜 10−5 西武●

  • 横浜は西武先発石井一久投手の立ち上がりを攻めホームラン2本を含む3回途中7点を挙げ攻略。9回表にはセーブのつかない場面ではあるが元中日の石井裕也投手が登板して試合を締める。先発ウッド投手はようやく来日初勝利。横浜は西武に連勝し都合3連勝で交流戦を終える。西武は6連敗という最悪の形で交流戦を終える。

    広島 7−6 楽天●

  • 楽天は4回表まで5点差を付けていたが、4回裏に1点返され、6回裏には代打で出た前田、緒方両ベテラン選手にタイムリーとホームランを打たれ同点に追い付かれると流れは完全に広島に。8回裏栗原選手に勝ち越しタイムリーを打たれ、楽天は交流戦最後の試合で痛い逆転負けを喫する。勝った広島は交流戦4年目にして初めて勝ち越す。


    (以下交流戦最終順位とかんたんなまとめ)

  • 08年セ・パ交流戦最終順位(セ・リーグ71勝、パ・リーグ73勝)

        得点 失点 本塁打 盗塁 打率 防御率
    ソフトバンク(パ3位) 15 97 75 22 21 .274 3.02
    阪神(セ1位) 15 109 95 16 .292 3.83
    日本ハム(パ2位) 14 10 93 77 13 14 .270 3.06
    巨人(セ3位) 14 10 88 90 21 20 .259 3.57
    楽天(パ4位) 13 11 107 90 20 17 .272 3.44
    広島(セ4位) 13 11 100 109 19 22 .278 4.48
    中日(セ2位) 12 12 76 93 20 14 .240 3.50
    オリックス(パ5位) 11 13 111 94 24 .270 3.49
    ヤクルト(セ5位) 11 13 89 97 20 .269 3.70
    10 ロッテ(パ6位) 10 14 118 131 25 14 .288 4.94
    11 西武(パ1位) 10 14 98 95 34 12 .252 3.91
    12 横浜(セ6位) 18 100 140 31 .257 5.74

    *1

    得点

    最多 ロッテ(118)、最少 中日(76)

    失点

    最少 ソフトバンク(75)、最多 横浜(140)

    本塁打

    最多 西武(34)、最少 ヤクルト(8)

    盗塁

    最多 広島(22)、最少 横浜(3)

    チーム打率

    最高 阪神(.292)、最低 中日(.240)

    チーム防御率

    最高 ソフトバンク(3.02)、最低 横浜(5.74)




  • 交流戦始まって以来パ・リーグのチームが4年連続優勝。(ソフトバンク)
  • 交流戦初制覇となったソフトバンクは交流戦でチームを立て直すことに成功。とは言えまだリリーフ陣の不安定さは否めない。
  • 西武はパ・リーグ1位でリーグ戦に戻るも2位以下との差がかなり詰まってきている。さらに交流戦ラスト6連敗が後を引かなければいいのだが・・・。
  • セ・リーグ1位の阪神と3位の巨人は最後まで交流戦の優勝争いを演じる。その間に挟まれた2位中日は五分で交流戦を終えたものの1位阪神に離され、3位巨人、4位広島に差を縮められる。しかし中日は得失点差−17のワースト2位でありながら交流戦5割という成績は非常に評価できる。

  • *1:勝敗が並んだ場合去年の交流戦で上位のチームが優先される