ハロプロ熱

 
なんでだろう。
何で今年に入ってから一気にハロプロ熱が上がったんだろう。
正確に言うと、去年の11月頃から。
自分でも分かんない。
何度か書いてると思うけど、
モーニング娘。の存在はデビューしたときから知ってた。曲も知ってた。でも好きにはなれなかった。今となっては、その理由も分からなくなった。
ラブマシーンあたりから徐々に好きになってきた。00年、01年。一番輝いてたとき。CDこそは買わなかったけど、レンタルはよくしてた。
ユニットの乱発や黄金期メンバーが次々と卒業するにつれ、ハロプロ自体、全く関心が無くなった。
安倍さんの卒業も、リアルタイムでは分からなかった。暫くして「え、卒業したの?」て感じるくらい。
ちゃんチャミの放送が始まってからかなあ。再び目を向けるようになったのは。
それでも当時のメンバーの顔はおろか、名前も分からなかった。特に5期6期は高橋・藤本しか分からなかった。
奏功しているうちに初期メンバー全員卒業して、05年4月には矢口さんまでいなくなっちゃって…。
モーニング娘。の関心は薄れていったにしても、ハロプロ熱は徐々に高まっていった。ラジオのお陰なのか、この年は美勇伝ハロプロの中で一番関心があった。
同じ年の10月。DEF.DIVAの「好きすぎてバカみたい」が出た頃、久々になっちの声をラジオで聴いて、何か懐かしい感じがした。もちろん、「好きすぎて〜」も耳に残る良い曲だった。
そのラジオ番組は『松浦亜弥のオールナイトニッポン』で、偶然なのか、ちょうどその頃からあややのラジオをちゃんと聴くようになった。
で、あややのベストアルバムから端を発したオイラのハロプロ熱。
ドッキドキ!LOVEメールやYeah!めっちゃホリディなんか、凄く懐かしく感じて…。入れた当初は何度も何度も聴き返して…。
懐かしさってことで、今度はハロプロの柱・モーニング娘。のベストアルバムをレンタルした。
今思えば、ここからハロプロ熱が垂直のように上がってたんだなあ。ベスト1と2を同時に借りてたから、その日はベスト2枚の曲に支配されてた…。
まさに革命。マスコミやファンの間ではグループの人気衰退だとかなんだとか言ってるけど、その時は全然気にも留めなかった。良いと思ったから良い。ただそれだけ。
だけど、新曲に限っては残念ながら中身があると感じる曲は無かった。
そして今年。メディアの露出が少ないせいか、曲を出しても売り上げは全く伸びない。それどころか過去最低を次々と更新してしまう惨劇に。
05年前半までのオイラだったらまたそっぽを向いて、完全に縁を切ってたと思う。でも切らなかった。…いや、切りたくなかった。彼女たちの唯一のレギュラー『ハロモニ。』を毎週見だしてから、曲に対する意味を深く考えるようになったし、顔と名前が完全一致して、それと同時に個々のキャラクター性も分かり、「あ、凄くバラエティーに富んでる。昔とあまり変わんないジャン」て思うようになった。
その間も昔のアルバムやプッチベストといった膨大な量の曲を聴き漁ってた。
ただ、未だにBerryzや℃-uetには全く関心が無い。世代が違うせいなのか…。
結果、それがガムのように完全にへばり付いてしまった。
 
 
 
でも、一番の決まり手はやっぱり彼女らの頑張り。オーディションで選ばれた精鋭だと言っても、まだ素人同然。そんな素人がモーニング娘。と云う巨大看板を背負っていく1人になっていかなくちゃいけないプレッシャー。
「○○がいた時の方がよかった」
「△△は××と比べてキャラが薄い」
「□□はダメ」
「どうして☆☆が選ばれたの?」
といった意見をやたらと目にする。酷いときには元ファンからのバッシング…。
 
 
 
結局、何が言いたいのか。
オイラみたいに、人気が低落しているときにでも、新たに好きになってくれる人がいるってこと。
ホント、ビックリしちゃうくらい、今年一年、モーニング娘。だけでも全体の半分は支配されてた。(オイラの脳みそ)
その中には歴代メンバーも含まれてますけど…ね。