日本シリーズ(巨×西)第6、7戦 11/8、9


▽東京ドーム(巨人●○○●○●、西武○●●○●○)第6戦

●巨人 1−4 西武○

勝:岸 2勝
セ:
敗:高橋尚 1敗
本(西)平尾2号

  • 西武の6番平尾選手は初回巨人先発高橋尚成投手の立ち上がりをとらえレフトへ走者一掃のタイムリー2塁打で3点先制すると、5回表には3番手西村投手からソロホームランを打つというチーム全打点を挙げる大活躍を見せる。投げては水曜日の第4戦で完封勝利を挙げた岸投手が4回途中から帆足投手のリリーフをし巨人打線に得点を許さない粘投を見せ最後まで投げきる。岸投手は前回の完封勝利を含め14回2/3イニング無失点とし巨人打線を完璧に抑え込む。勝った西武は前回日本一となった04年同様敵地で逆王手をかける。



    ▽東京ドーム(巨人●○○●○●●、西武○●●○●○○)第7戦

    ●巨人 2−3 西武○

    勝:星野 1勝
    セ:グラマン 2セーブ
    敗:越智 1勝1敗
    本(巨)坂本1号、(西)ボカチカ1号

  • 西武は8回表1死3塁から中島選手のショートゴロを3塁ランナーの片岡選手の好判断でホームをつき同点。さらに2者連続四球のあと平尾選手のセンター前タイムリーで土壇場でゲームをひっくり返して4年ぶりの日本一に輝く。一方巨人は西武先発西口投手から2回までに2点を取るが、石井一投手、涌井投手に2回ずつ、星野投手、グラマン投手2回と、西武のリリーフ投手の前に一人もランナーを出せず6年ぶりの日本一を逃がす。