上海紺大盛況で幕。

やっと・・・という表現が正しいかと思いますが、ようやく国内のメディアが海外ツアーについて報じてくれましたね。

  • モー娘。四川に勇気 上海で初ライブ!大地震被災者に届け中日スポーツ
     【上海=江川悠】人気アイドルグループ「モーニング娘。」が28日(日本時間同日)、当地の上海大舞台で、2010年開催の上海万博をPRする音楽イベント「放歌世博」に日本代表として出演した。昨年3月に加入した中国人メンバーのジュンジュン(19)とリンリン(17)にとっての凱旋(がいせん)公演。メンバーは、国内のライブなどで募った義援金1000万円を寄贈したほか、リンリンが四川大地震の被災者にあてて作成した詩を朗読するなど、両国の文化交流と慈善活動に貢献した。

     モーニング娘。は、「早安少女組。(ザオアンシャオニューズゥ)」として中国でも人気。今年は5月24日に台湾、6月1日に韓国でグループ初のアジアツアーを開催したが、今回は中国本土での初コンサートというだけでなく、メンバーにとって特別な意味があった。5月12日の四川大地震。母国での凱旋公演が決まり、大喜びしていた直後、湖南省出身のジュンジュンと杭州出身のリンリンの目には、地獄絵巻のような光景がニュースから飛び込んできた。

     ジュンジュンは、日本から四川省の友人に何度も電話したが、しばらく音信不通が続いた。最終的に無事であることがわかったが、「ドラえもんの『どこでもドア』があったら、(被災地に)行きたかった」と振り返る。「ああいうニュースは二度と見たくない。だから、みんなと一緒に頑張りたい。新しい四川省を作りたい!!」と、歌のパワーで被災者を激励するという強いモチベーションが生まれた。

     一方、生後4カ月の赤ちゃんを抱えたまま、がれきの下で亡くなった母親が、わが子にあてた遺書を携帯電話のメールに残したというニュースを見て、ひどく心を痛めたリンリンは、その事件をもとに作成した詩をアンコールの場面で朗読。時折声を詰まらせ、その目からは涙があふれた。

     また、メンバーは地震発生後、日本国内のライブ会場に設置した募金箱や所属事務所などからの義援金約1000万円を上海市慈善基金会に寄贈。リーダーの高橋愛(21)は「私たちにできることはこれくらいですが、少しでもお力になれれば。1日も早い復興を願っています」と話すと、日本語で「アリガトウ!!」と叫ぶファンの姿もあった。

     ほかのメンバーも、ジュンジュンとリンリンから必死に学んだ中国語であいさつ。約6000人のファンから大声援を受けながら、リンリンは「與大家一起度過的時間、是我一生難忘的記憶!(みなさんとのステキな思い出は一生の思い出になりました)」と感無量の様子でとびっきりの笑顔を見せた。最後は、全員で上海万博のテーマソング「The World Expo」を、9人の地元の少女合唱団とともに中国語で大合唱。大災害からの復興に勇気とパワーを与えた。

  • モー娘が上海ライブ!中国人メンバー感涙(スポーツニッポン)
  • モー娘。初上陸の上海でツアーフィナーレサンケイスポーツ
  • モー娘が世界博プレイベントで上海公演(ニッカンスポーツ)
  • モー娘。被災者へ贈る自作の詩を朗読(デイリースポーツ)
    予てからジュンジュンとリンリンが中国でコンサートをやりたいという夢が叶いましたね。確か上海公演が決定してから間もなく四川大地震が起きたんですよね。だから単に祖国凱旋紺ということだけではなく、被災に遭った四川の方を元気付けてあげようと…。
    とは言えジュンジュンは友達の無事の確認が中々出来なかったりリンリンもニュースを見たりして相当心を痛めてたりと、ここに来るまで相当辛い思いをしてたのだと思います。でもこうしてコンサートをやって地元の方からも逆に大声援を受けて少しは気が楽になったのかもしれませんね。


    日中関係が微妙な中上海万博の仕事や今回のコンサートが決まったとき、正直不安はありました。でも中国人メンバーの存在が大きかったのか、中国のお客さんも物凄い盛り上がってくれたみたいなので大成功と言っていいのではないでしょうか。



    これからは海外に目を向けたコンサート…
    と言いたいところですが、やっぱり国内にもっと力を入れる必要があると思うんですよね。
    でも年に1回くらい、これからの時代、こういう海外公演もあっていいのではないでしょうか。



    娘。の皆さん。またすぐに夏のハロ紺やらシンデレラやら秋紺が控えてますが、3月から行われたシングル大全集から海外ツアーまでの約3ヶ月にも及ぶ春のコンサート。とりあえずお疲れ様でした!




    (画像は中日スポーツさんから拝借)