北京五輪アジア予選(対台湾)


野球日本代表
北京五輪出場決定!

北京五輪野球アジア予選in台中インターコンチネンタル
台湾×日本 18:07試合開始(現地時間)

                   計 安
日本 1 0 0 0 0 0 6 0 3 10 14
台湾 0 0 0 0 0 2 0 0 0 2 3

勝 ダルビッシュ 1勝0敗
負 ヤン・ジェンフ 0勝1敗
HR 台:チェン・チンフォン1号(6回裏2ラン)
  日:新井1号(9回表2ラン)

日本投手
ダルビッシュ→藤川→上原

台湾投手
ヤン・ジェンフ→ケン・ポウシュアン→ニィ・フーダ→ツァオ・チンフイ


  • 昨日の会見で星野監督が「明日はダルビッシュ」と思わず口を滑らせた通り、今日の先発は日本のエース・北海道日本ハムファイターズダルビッシュ有投手。
  • 1回表2死3塁から4番の新井が主審の理不尽な判定の後のタイムリーヒットで日本が1点先制。
  • 日本の先発・ダルビッシュは台湾打線相手に冷やりとする場面を見せるが要所を締める粘投をみせ味方の追加点を待つ。
  • 日本打線は2回以降チャンスを作るも台湾先発ヤン・ジェンフを中々打ち崩せず。
  • 6回裏2死から3番ペン・チェンミンにヒットを打たれると4番チェン・チンフォンに2ランホームランを浴び逆転を許す。
  • 7回表。先頭の村田が死球で出塁すると、稲葉がヒット、2塁ランナーの村田に替わりキャプテン宮本が代走で出場、里崎の送りバントがフィルダースチョイスを誘い無死満塁。9番千葉ロッテマリーンズの大村三郎*1が満塁の場面でスクイズ成功させ同点。さらに西岡、川崎の連続タイムリー、青木四球の後、新井、阿部の連続タイムリーでこの回6点を奪い一気に逆転。
  • 8回裏。セ・リーグ最優秀救援投手の阪神タイガース藤川球児投手が満を持して登板し台湾の2、3、4番を打ち取る。
  • 9回表。新井の今日4打点目となる2ランと相手のエラーなどで3点を追加。
  • 9回裏。昨日に続き9回に上原が登板し最後の打者をショート併殺打で打ち取り試合終了。

    この3試合。星野監督は最初から最後までカッカしてるように見えました。中日・阪神の監督時代を通じてもあまり記憶に無いですね。それだけ、昨日の試合にしろ一昨日の試合にしろ、負けるわけにはいかない、1イニング、1打者、1球たりとも手を抜いちゃいけない。その監督の想いが選手にも乗り移って集中した良いプレーを見せてくれたのだと思います。
    打線は3番の青木選手にやっとヒットが出ました。で、4番の新井選手は主審の誤審とも言えるようなジャッジの後のタイムリー、7回のタイムリー、9回のダメ押し2ラン。この3試合4番らしい仕事をしてくれてとても頼りになりましたね。それからその後を打った阿部選手。ホームランこそは無かったものの.769という驚異的な打率でランナーを還したり後ろへ繋ぐチャンスメイクをしたり。サブロー選手のスクイズも有り得ないと思いましたが見事に決めてくれました。あのスクイズで流れが一気に来たのではないでしょうか。
    ダルビッシュ投手は日本シリーズのようなピッチングは見られませんでしたが、要所をしっかり抑えるところは流石日本のエースと呼ばれるだけのある投手だと思いました。台湾4番のチン・キンポウには手痛い一発を浴びましたがそこで崩れることはなく、しっかりと最小失点で喰い止めた。



    さて、今年の五輪予選含めたプロ野球はこれで全て終了しました。やっと、今年を振り返ることが出来るし、来年に向けてのことをいろいろと考えられるようになりました。来年も中日ドラゴンズを中心としたプロ野球を応援していきたいと思います。





  • ドラゴンズ選手成績
    川上憲伸 登板無し。
    岩瀬仁紀 登板無し。
    森野将彦 出場無し。
    井端弘和 試合途中1塁ベースコーチに立つ。
    荒木雅博 代走(阿部選手に代わり)→9回表10点目のホームを踏む。



    韓国、フィリピン下す/アジア予選(日刊スポーツ)

     北京五輪予選を兼ねた野球のアジア選手権は3日、台中(台湾)の洲際野球場で決勝リーグを行い、韓国がフィリピンに13−1で7回規定によりコールドゲーム勝ちし、通算成績を2勝1敗とした。フィリピンは3連敗。

     2日に韓国を下して2連勝の日本は、第2試合で1勝1敗の台湾と対戦。勝てば3戦全勝で5大会連続の五輪出場が決定。敗れた場合でも、0−1または1−2なら、北京五輪の出場権を獲得する。(共同)

    [2007年12月3日17時56分]

    フィリピン×台湾 13:05試合開始(現地時間)


               計
    フィリピン 0 0 0 0 1 0 0 1
    韓国    0 2 0 0 7 4 × 13
    (7回コールド)

    3試合目にして今大会初得点を挙げたフィリピンは韓国に7回コールド負けで3連敗。
    中日ドラゴンズに在籍している李炳圭は試合に出場せず。

    *1:サブロー