星野ジャパン壮行試合(対豪州)


星野ジャパンの先発は先月27日の日本シリーズ第1戦で投げて以来約1ヶ月ぶりの実戦となる中日ドラゴンズのエース・川上憲伸投手。その間に調子を落としていたらしく、アジアシリーズの登板も回避していたという川上投手はオーストラリア打線を4回1安打*1と好投。その後に投げた高橋尚(巨人)、小林宏(ロッテ)、長谷部(愛工大)、岩瀬(中日)、上原(巨人)はそれぞれ1イニングずつ投げて小林投手の1安打以外ノーヒットに抑える。
打線は初回にFAで阪神に移籍が決定した4番新井選手の内野ゴロの間に1点先制し、4回裏1死2、3塁から日ハム稲葉選手がショートの逆を突くレフト前へのタイムリーヒットで1点追加。6回裏に阿部選手の代走として出場した中日の荒木選手が盗塁を決め、8回裏は里崎、川崎稜線のタイムリー、大村*2選手の内野ゴロの間の得点で終盤に4点奪い試合を決める。
前回のアテネ五輪、去年のサッカーワールドカップと、何かとオーストラリアに弱いイメージがある日本代表。それを払拭してくれたのがケンシンさんの快刀乱麻のピッチング。壮行試合とは言え、チームに勢いがつくピッチングだったと思います。
明日もヤフードーム(福岡)でオーストラリアと壮行試合があります。恐らくダルビッシュ投手が登板すると思うので、日本シリーズで見せた気迫溢れるピッチングを期待したいと思います。



(ヤフードーム)          計 安
豪州 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 2

日本 1 0 0 1 0 0 0 4 × 6 12

勝 川上
負 T・ブラックリー
HR なし

豪州投手
T・ブラックリー→ウィルトシャー→ワイズ→ヒル→トンプソン→トーマス

日本投手
川上→高橋尚→小林宏→長谷部→岩瀬→上原


試合詳細スポーツナビ

*1:4回表2死までパーフェクト

*2:サブロー