クライマックスシリーズ結果(10月19日)


  • セ・リーグクライマックスシリーズ第2ステージ


    巨人(0勝2敗)          計 安 失
    中日 0 1 0 2 0 0 3 0 1 7 14 1

    巨人 1 0 0 0 0 0 3 0 0 4 7 0

    勝 川上 1勝0敗
    セ 岩瀬 0勝0敗2セーブ
    負 木佐貫 0勝1敗
    HR 巨:ホリンズ1号(7回裏3ラン)
      中:李炳圭1号(9回表ソロ)

    中日投手
    川上憲伸(7回)→岡本真也(2/3イニング)→岩瀬仁紀(1回1/3イニング)

    巨人投手
    木佐貫洋(3回2/3イニング)→林昌範(1回1/3イニング)→西村健太朗(1回)
    山口鉄也(2/3イニング)→門倉健(1/3イニング)→豊田清(1回)
    上原浩治(1回)


    試合内容
  • 巨人高橋由伸選手が右足首痛のため欠場。
  • 1回裏2死から巨人小笠原、李両選手の連打の後、二岡智宏選手がライト線のフェンスへ当たるタイムリー2塁打で1点先制。
  • 2回表2死から谷繁、ピッチャー川上、荒木の3連打で満塁のチャンスを作ると、井端弘和選手のショートへの内野安打で同点に追い付く。
  • 4回表1死から谷繁、川上投手のバスターヒットでチャンスを作ると、荒木雅博選手のセンターオーバーのタイムリー2塁打、井端選手のレフトへの犠牲フライで中日が2点勝ち越す。
  • 7回表先頭打者のウッズ選手が2塁打で出塁すると5番中村紀洋選手の送りバントをサードへのフィルダースチョイスで巨人がピンチを広げ*1、李炳圭選手の2点タイムリー3塁打、谷繁元信選手のこの日4安打目となるタイムリーヒットでリードを5点に広げる。
  • 7回裏1死から阿部、矢野両選手の連打の後、ホリンズ選手がバックスクリーン右への3ランホームランを放ち再び2点差に縮める。
  • 8回裏2死1塁の場面で登板した中日抑え岩瀬仁紀投手が二岡選手を打ち取る。
  • 9回表1死から李炳圭選手が巨人抑え上原浩治からソロホームランを打つ。*2
  • 9回裏2死1塁。巨人最後の打者代打・ゴンザレス選手をショートゴロに打ち取り試合終了。中日ドラゴンズは巨人に連勝。第1ステージからの連勝を4に伸ばし、明日中日が勝てば2年連続の日本シリーズへの出場権を得る。一方敗れた巨人は残り3試合最低2勝1分で行かなければならないという苦しい状況となった。
    試合情報


    序盤の川上投手を見る限り今日は大量失点を覚悟しました。初回は何とか1点で切り抜けてくれました。2回は自分のバットでチャンスを広げて同点に。その裏は先頭をエラーで出す嫌な展開だったけどホリンズ選手をダブルプレー。さらに木佐貫投手のセカンドゴロを荒木選手が井端選手へグラブトスして井端選手がファーストへ送球するというこれぞプロ!という動きをみせてくれました。それでも3回裏にもデッドボールやフォアボールなどの嫌な形でランナーを出した・・・けど、李スンヨプ選手を上手く併殺網にかけて何とか0点に。
    4回の川上投手のバスターヒットが絡んで2点勝ち越せたのが大きかったのかな?あれ以降ホリンズ選手の3ランまで見てて安心感がありましたから。
    あと、シーズン中期待に応えたり大きく裏切ったりしていた李炳圭選手の3塁打と上原投手からのホームラン。終わってみればこの3点がそのままの点差になりましたね。
    岡本・・・。せめて1イニングくらいは投げて欲しいですよ。これで第1ステージから4試合連続登板になるけど全て1回持ってない。そのために岩瀬投手の負担が大きくなる。


    と、岡本投手を少し責めたけど、これでクライマックスシリーズ4連勝。
    ヒーローインタビューで川上投手が、「明日の試合は2勝2敗のつもりで臨む」とチームを代表して言っていたので、連勝で王手をかけたといった気の緩みとかは無さそうです。
    でも、いくら油断が無くたって色んなところに綻びが出てくるかもしれません。
    そういう時でも焦らずじっくりと野球を楽しむように試合をやっていって欲しいですね。
    ファンのために良い試合。明日もそういう気持ちで臨んでもらいたいです。
    そして札幌へ・・・。

    *1:スローで見る限り限りなくミスジャッジに見えた

    *2:今季対上原投手チーム初得点