9.14(4番)



阪神(10勝9敗1分)       計 安 失
中日 0 0 1 0 2 0 2 0 2 7 12 1

阪神 0 0 0 4 0 0 0 1 0 5 5 0

勝 岡本 5勝2敗
セ 岩瀬 1勝4敗38セーブ
負 藤川 5勝3敗40セーブ
HR 中:ウッズ34号(7回表2ラン)


  • 先発投手 阪神 ボーグルソン投手  中日 朝倉健太投手
  • 2回表。1死から森野選手の2塁打、李炳圭選手のヒットでチャンスを作り、2死満塁まで広げたチャンスを9番朝倉投手が空振り三振に倒れ先制のチャンスを逃がす。
  • 3回表。先頭の井端選手が四球で出塁すると、荒木選手の犠打、中村紀洋選手のタイムリーヒットで1点先制。
  • 4回裏。ここまで阪神打線をノーヒットに抑えていた中日先発朝倉投手。1死後赤星憲広選手に初ヒットとなる内野安打を打たれた後から急に制球を乱し、金本、桜井、葛城*1、矢野*2と4社連続フォアボールの後、8番藤本敦士選手に2点タイムリーを打たれ4回途中でノックアウト。3回2/3イニング73球2安打4奪三振5四球4失点。
  • 5回表。今日3度目の先頭打者となった井端弘和の3塁打を足掛かりに中村紀選手の犠牲フライで1点返し、さらにウッズ選手のヒットの後、森野将彦選手がライトフェンス直撃のタイムリー3塁打で1点差に追い上げる。
  • 中日3番手の久本祐一投手。いきなり荒木選手のエラーでピンチを迎えたものの、赤星選手の送りバントを3塁封殺するという好フィールディングを見せるなど阪神打線に追加点を許さないピッチング。3回46球0安打4奪三振無四球と見事なロングリリーフ。
  • 7回表。今季80試合目の登板となったJFKの『K』久保田智之投手から*32死2塁のチャンスを作ると、中日4番タイロン・ウッズ選手が逆転2ランホームランをバックスクリーンへ放つ。
  • 8回裏。好投の久本投手から岡本真也投手に投手交代した中日。先頭打者の赤星憲広選手にヒット*4を打たれ、シーツ選手に送りバントを決められ1死2塁とされると、阪神4番金本知憲選手にしぶとくレフト前へポトリと落ちるタイムリーヒットを打たれて同点に追いつかれる。
  • 9回表。5−5の同点の場面でJFKの『F』藤川球児投手がマウンドに上がる。先頭打者の代打・立浪和義選手は藤川投手の初球の変化球をうまく捕まえるレフト前ヒットで勝ち越しのチャンスを作る。1番の井端選手が送りバントで代走・英智選手が2塁へ。2番の荒木選手がレフト前ヒットで1、3塁とした後、3番の中村紀選手の内野ゴロで英智選手が挟まりタッチアウト。2死2、3塁と局面が変わって4番のタイロン・ウッズ選手。ストレート、ストレート、ストレートの連続で途中笑顔を見せたウッズ選手。オールストレートで迎えた11球目のストレートをセンター前へ弾き返す2点タイムリーヒットで2点勝ち越し。
  • 9回裏。昨日に続き連投となった岩瀬仁紀投手。阪神の攻撃を3人に抑えてゲームセット。*5





    朝倉投手の急変には驚きました。何かに怯えるかのようにストライクが全く入らない。ようやくストライクが取れるようになったと思ったら痛打。全然勝てなかった2〜3年前の朝倉投手のような感じでしたね。でも、たまにはこんな時もあります。今日の4回裏は悪い夢を見ていたんです。そんなのはさっさと忘れて次に切り替えて下さい。
    久本投手の好投をフイにさせてしまうかのような岡本投手のピッチング。相手の執念が勝っていたと言ってしまえばそれまでなんですけど、やっぱり良い流れできてる中であっさり点を取られるのはベンチもスタンドのファンもテレビ・ラジオ観戦してるファンにも悪い印象を与えてしまいます。
    その岡本投手の不調をクローズアップさせずに済んだのがウッズ選手の4打点。昨日までの横浜3連戦がウソの様に1〜3番の繋がりが良かったです。そこで森野選手にタイムリーが生まれたり、ウッズ選手のFK潰しをやったり…。前にも書きましたが、9月は相手の絶対的なセットアッパーやらクローザーやらを打ち崩さないと上に行くことが出来ない。それを4番のウッズ選手がしてくれました♪でも、今日だけ打ち崩してもそんなにダメージにはならないと思います。明日も明後日も連続で打っていかないと相当なダメージにはならないと思います。なので、明日と明後日。ドラ打線のJFK潰しを期待しております!
    試合情報

    *1:押し出し同点

    *2:押し出し勝ち越し

    *3:05年藤川投手に並ぶ年間最多登板

    *4:通算1000本安打

    *5:巨人の豊田清投手に並ぶ通算152セーブ