7.25(いないならいないなりに)



中日(4勝7敗1分)        計 安 失
阪神 3 0 0 2 1 0 0 1 1 8 18 1

中日 4 0 0 1 1 0 0 0 0 6 10 0

勝 江草  2勝0敗
セ 藤川  3勝2敗24セーブ
負 クルス 0勝3敗
HR 中:タイロン・ウッズ26号(5回ソロ)


今日も混沌とした試合でした。
  • 山本昌広投手が7月8日以来の先発マウンドに上がったけど初回にいきなり阪神打線に捕まり打者一巡の猛攻で3失点。2回、3回は得点圏にランナーを許しながらも何とか0点に抑えたものの、4回表に林威助選手に同点タイムリーを許して交代を余儀なくされた山本昌投手。3回1/3イニング101球10被安打5失点と今日も散々な内容でした…。*1
  • 打線は井端、荒木、井上、ウッズ、森野、中村紀、李炳圭、谷繁、山本昌と、上位打線の繋がりを考えて好調の井上選手を3番に抜擢*2。それが初回の反撃にいきなり機能した。井端、荒木の1、2番の連続ヒットで1点を返すと、3番の井上一樹選手も積極的に繋いでチャンスを拡大。1死1、3塁から昨日満塁の好機に打てなかった森野将彦選手、中村紀洋選手の連続タイムリーで同点。さらに7番降格の李炳圭選手の内野ゴロの間に逆転。さらにそこからチャンスを拡大させて1死満塁の場面で9番の山本昌投手がスクイズを試みようとして空振り。3塁ランナーが挟まれてタッチアウト。その後山本昌投手は見送り三振で追加点を取れず。この場面はダブルプレーになってもいいから打っていって欲しかったですね。こういう攻撃の終わり方は何か後に引きずる感じがするんで…。
  • 4回表に逆転を許したドラゴンズ。その裏2死から1番井端弘和選手がヒットで出塁すると2番荒木雅博選手の打席で今日2つ目の盗塁を決め、そのチャンスを荒木選手は逃がさずタイムリーヒットで再び同点。初回の攻撃を思い出させるような攻撃でした。
  • 5回表に3番手の久本祐一投手が今日通算300盗塁を達成した赤星憲広選手にタイムリーヒットを打たれて再びリードを許せば、直後の5回裏に先頭バッタータイロン・ウッズ選手が初球ホームランでまたしても振り出しに。
  • 6回表阪神は2死満塁のチャンスを生かせなければ、7回裏中日は2死1、2塁で4番手ピッチャーのクルス投手をそのまま打席に立たせてピッチャーゴロでチャンスを逸する。その采配が裏目に出たのか、8回表に自ら与えたフォアボール3つで満塁にしてしまい8番途中出場の藤本敦士選手に連夜のタイムリーヒットを打たれる。さらに9回表にも昨日打たれた平井正史とうしゅが今日も捕まり林威助選手にダメ押しのタイムリー2塁打を打たれて勝負あり。
  • ドラゴンズ打線は6回以降の阪神のリリーフ陣ダーウィン、江草、久保田、藤川の4投手からヒット1本も打てず*3連夜の逆転負け。


     今日の試合はドラナインも出せる力を出してたと思う。けど今日はそれ以上にタイガースの上位に上がろうという並々ならぬ執念が勝ってた。言いたいことはたくさんあるけど、結局、今日も昨日もタイガースの勝利への執念で敗れた感じです。4時間半の試合。やっぱりタイガースは乗せてしまうと恐ろしいチームです。*4
     確かに福留選手の抜けた穴は大きい。けど、そんなことは言ってられない。いないならいないなりに何とかしていかないと。「○○がいたらなあ」とか「○○がいなくなったから駄目になったんだ」と周囲から言われないよう、残されたメンバー一丸となって頑張っていかないと。そうしていかないといつまでたっても穴埋めなんか出来ないし、チームの調子も上がってこない。*5
    試合情報

    *1:5失点目は2番手のS.ラミレス投手が打たれたため

    *2:2001年以来の3番

    *3:出塁は江草投手の四球1つと敬遠1つのみ

    *4:首位中日と4位阪神とのゲーム差4.5

    *5:今の娘。さんとダブらせてみました。