中心で見た『夏雲あがれ』2


夏雲あがれHP
今回は新吾(石垣佑磨)が江戸へ行って離れ離れになったため、新吾と志保(安倍なつみ)の絡みはほとんどありませんでした。


志保が鉢谷十太夫(堺正章)と剣術の稽古。いきなり志保と十太夫が木刀で稽古してる場面が出てきてビックリしました。一瞬なっちがピエール*1に見えたのは俺だけでしょうか。


新吾が痺れ薬をみたいなのを飲まされた時に見た夢の中に志保が登場。その時に志保が言った言葉「どうか私を新吾さんのお嫁さんにしてください」。本人の願望が入ってるのが夢の世界だと思うので、新吾は志保にそう言って欲しいのか、それか逆に言いたいのか…。どちらにしろ歯がゆいですね。


志保の母(?)が十太夫の屋敷に来て志保の縁談の話をする場面。十太夫が「若い娘ですから、好きな男の一人や二人・・・」と言った途端、「二人も!?」と母親が慌てふためく。十太夫の方は言葉のアヤで言ったつもりが相手は真正面に受け止めてしまった。母親の縁談話に志保と十太夫の何とも言えない表情が、見てる側としては歯がゆいんですよね。




話の本線は太郎左*2青山草太)に代わって新吾が御前試合に出るのと蟠竜公らの藩の政権を奪い取る悪巧みを新吾らが阻止すること。その上で恋バナとか青春とかがあるんで…。当たり前ですけど、なっち中心には回っていかないんですよね。
とは言っても、話そのものはだんだん面白くなってきました。


来週(3話)は十太夫が志保を連れて江戸にやって来ます。
関屋の帯…。花魁の関屋演じる森口瑤子さんが付けている帯のことでしょうか。それをどうして志保が知っているのか。志保と関屋。何か関係性があるのかどうか。そして太郎左の運命や如何に。






エンディングに流れるTULIPの「青春の影」は『ひとつ屋根の下』の挿入歌にもなってました。
夏雲あがれ』のエンディング曲ではあるんですけど、この曲を聴く度に柏木家の家族の絆が深まった瞬間の画が頭に蘇ってきます。10年以上前のドラマだけど、ホント心温まる良いドラマでした。
すいません。最後に話が逸れました。^^;

*1:リボンの騎士 ザ・ミュージカルの役名

*2:花山太郎左衛門