セ・リーグの順位予想。（詳細）

１位　中日ドラゴンズ
２位　阪神タイガース
３位　讀賣ジャイアンツ
４位　ヤクルトスワローズ
５位　広島東洋カープ
６位　横浜ベイスターズ

１位　中日ドラゴンズ
すいません。別にドラゴンズファンだからと言って１位に挙げたわけじゃないんですけど…。
福留選手・ウッズ選手の破壊力ある打撃があると思えば、荒木選手と井端選手の黄金二遊間。代打で持ち前の集中力を如何なく発揮するミスタードラゴンズ立浪選手。超強力投手陣を巧くリードする谷繁捕手と、昨年の優勝メンバーに加え、李炳圭選手、中村紀洋選手といった移籍選手に、普久原選手、沢井選手といった成長著しい若手選手。
投手陣でもエースの川上憲伸投手を筆頭に、今年通算２００勝を目指す山本昌投手、昨年１３勝と先発投手として一人立ちした朝倉健太投手などといった豪華先発陣に加え、今年からセットアッパーに任命された中里篤史投手、８年連続５０試合登板＆２年連続４０セーブをマークしている不動のストッパー岩瀬仁紀投手。
長年ファンをやってるんですけど、今が一番強いんじゃないでしょうか。

２位　阪神タイガース
ドラゴンズの最大のライバルといっても良いタイガース。長打力もある鳥谷選手を１番に据えた新オーダー。赤星選手、シーツ選手、金本選手、濱中選手、そして今年復活を懸ける今岡選手と。打撃面ではドラゴンズに勝るとも劣らない。投手陣は藤川投手を中心としたリリーフ陣は今年も盤石だけど、エース井川の抜けた先発陣の台所は苦しい。能見投手、江草投手らの左腕がどれだけ井川の穴埋めを出来るかにかかっているのでは。

３位　讀賣ジャイアンツ
阪神同様、長打力のある高橋由選手を１番に据えた新オーダー。谷選手、小笠原選手の移籍組が２･３番を務め、今や不動の４番になった李スンヨプ選手。攻撃･守りの戦力は昨年以上あります。投手陣は昨年ブレイクした内海投手、姜投手などを中心とした先発ローテーションに加え、横浜から移籍した門倉投手、背水の陣で望む野口投手と頭数は揃ってきました。リリーフも林投手･豊田投手のホットラインも確立し、昨年以上の期待は持てると思います。ただ、エース上原投手が開幕に出遅れたというのが後々どう響くのか…。

４位　ヤクルトスワローズ
岩村選手、ガトームソン投手、ラロッカ選手が抜けた今季。本当なら最下位になってもおかしくないんだけども・・・。不思議なことに、毎年戦力を削がれてもそれなりの位置についている。これがヤクルトスワローズの底力。イチローの後継者といっても過言ではない青木選手、恐怖の２番打者として昨年は恐れられていたリグス選手、４年連続１００打点以上をマークしているラミレス選手と攻撃の破壊力はリーグ随一なんだけど、石井弘投手・五十嵐投手といった強力リリーバーが早くも今季絶望。それに伴い先発陣や他のリリーフ投手にしわ寄せが来る。

５位　広島東洋カープ
今までベテラン勢に頼りっぱなしだった打撃陣だったけど、梵選手、栗原選手らの若手の台頭により世代交代を果たすことが出来た昨年。エース黒田投手もＦＡを行使せずに残留と、チーム力も着実に上がってはいるんだけど…。ここぞと言うところでの取りこぼしが目立ちます。ストッパー永川投手までの中継陣と野手の守備力。ディフェンス面での改善がうまくいけば、プレーオフ争いにも食い込めると思います。

６位　横浜ベイスターズ
打撃力は他球団とほぼ渡り合えるんですけど、このチームも広島同様、投手力と守備力がネック。多村選手をトレードに出してまで獲得した寺原投手が大矢監督の期待にどこまで応えられるのか。巨人から移籍した仁志選手、工藤投手といったベテランがチームに新しい風をどこまで吹かせてくれるのか。そして昨年ブレイクした吉村選手、ハマの４番に定着した村田選手がどこまで勝利に貢献できるバッティングを見せてくれるのか…。