10.4(ホーム最終戦)



中日(15勝9敗)              計 安 失
広島 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 1 0 2 6 0

中日 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 1 1X 3 8 0

勝 岩瀬 2勝4敗43セーブ
負 斉藤 0勝1敗
HR 中:森野17号(7回裏ソロ)


広島投手
  • 高橋建(7回)→宮崎充登(2/3回)→青木高広(0/3回)→青木勇人(1/3回)→横山竜士(1回)→永川勝浩(1回0/3イニング)→佐竹健太(1/3回)→林昌樹(2/3回)→斉藤悠葵

    中日投手

  • 川上憲伸(5回)→デニー(1/3回)→平井正史(2/3回)→クルス(1回)→岡本真也(1回)→鈴木義広(1回)→石井裕也(1回)→久本祐一(1回)→高橋聡文(2/3回)→岩瀬仁紀(1/3回)





    試合内容

  • 試合前に9月の月間MVPに輝いた山井大介投手*1、1500安打を達成した中村紀洋選手、200盗塁を達成した荒木雅博選手の表彰が行われた。
  • 05年高校生ドラフト1位の平田良介選手*2がプロ入り初スタメン。
  • 5回表1死1、3塁から東出輝裕選手のサードゴロ併殺崩れの間に広島が1点先制。
  • 7回裏1死から森野将彦選手が好投の高橋投手からソロホームランを放ち同点に追い付く。
  • 延長11回表2死満塁で梵選手の打席時に中日8番手久本投手がワイルドピッチを犯し広島に勝ち越しを許す。
  • 11回裏1死満塁から平田選手の押し出しデッドボールで再度同点に追い付く。
  • 12回裏2死2塁から井端弘和選手がセンター前へサヨナラタイムリーヒットを放つ。
  • 中日10人、広島9人、両軍合わせて19人の投手が登板するという総力戦を中日が制しホーム最終戦を有終の美で飾る。




    今季最後*3ナゴヤドーム試合はまさしく今年を象徴するような試合でした。
    「どうぞ勝ってください」と言わんばかりの相手投手の乱調に付け入ることが出来ない。
    チャンスは作るもあと1本・・・。今日もそればっか。
    そんな中、昨年の高校生ドラフト1位の平田良介選手がプロ初スタメンで出場*4
    三振、三振、セカンドゴロと、プロ入り初安打が中々でない平田選手。
    9回裏1死1、2塁のサヨナラのチャンスでは進塁打となるセカンドゴロ。
    1点ビハインドの延長11回裏の1死満塁では押し出しのデッドボールでプロ入初打点と初死球を記録。
    残念ながらヒットは出なかった平田選手なのですが、今季初出場のプロ初スタメンで1試合に2度もサヨナラのチャンスに巡ってくる。
    堂上剛裕選手同様、彼も何か持っていますね。




    投手陣は久本投手、デニー投手*5を除く8人の投手が好投してクライマックスシリーズへの明るい材料となりました。
    それに引き換え打線の方は相変わらずの低調…。
    でも今日は何とか勝ててよかった。
    リーダーの井端選手が決めたっていうのが大きいですね。
    残り2試合。果たして打線は復調するのだろうか。
    試合情報

    *1:4勝

    *2:1988年3月23日生

    *3:公式戦

    *4:7番センター

    *5:ラスト登板