佐賀のがばいばあちゃん。

 今日、中澤裕子さんが出演している舞台『佐賀のがばいばあちゃん』を見に行きました。本でも映画でもテレビでも大ヒットした作品でなのでご存知の方も結構いると思います。


 やっぱ舞台は迫力がありますね。去年小劇場でとある劇団の舞台を観に行ったことがあるんですけど、それとは全然比べ物にならないくらい凄かったですね。^^;「数十メートル先に○○さんがいる」という興奮もあるけど、映画と違って舞台は一発勝負なので役者さんには悪いけどアクシデントもひとつの楽しみだったりもします。


 もう、面白くて凄くて・・・ほんと『がばい舞台』でした。当初中澤さん目当てで観に行ったんですけど、終わる頃にはそんなこととっくに忘れててカーテンコールの時には若干目が潤んでしまいましたからね。^^;


 中澤さんが演じたのは徳永昭広(現:島田洋七)の叔母・明子で、昭広の学校の先生に惚れて一緒(夫婦)になるという。現実もそういう風になって欲しいものですね。佐賀の人間じゃないけど、中澤さんの佐賀弁はうまいと思います。
 大空眞弓さんのがばいばあちゃんは最高でした。時折早口で何を言っているのか分からない役者さんがたくさんいる中で大空さんのセリフだけはしっかり聞き取ることが出来ました。


 あと製作が中日新聞吉本興業ということで、笑い所が吉本新喜劇に似ていてそっち(新喜劇)を見ている感覚に一瞬陥りました。


 設定が昭和30年代と言うこともあってかお客さんの年齢層は高かったです。若い人(20代)は数えるくらいしかいなかったと思います。それに大空眞弓さん、音無美紀子さんという往年の名女優さんが出演というのも影響しているのではないでしょうか。


 時間は第1幕が1時間半で、30分の休憩を挟んで第2幕が1時間、計3時間の公演でした。リボンの騎士と同じくらいの時間ではないでしょうか。


 中日劇場は今回の舞台が初めてでした。気品があるというか格調高いというか。伝統というものを感じました。その格調高くて伝統ある劇場『御園座』で今度モーニング娘。誕生10年記念隊がコンサートをやります。いつものセンチュリーホールとか厚生年金会館とは外観から雰囲気が違いますので見に行かれる方は心して行って欲しいです。^^;
 でもどうして劇場なんでしょうか。他の会場を押さえることが出来なかったのか、それともあえて劇場を選んだのか。その辺は謎ですね。


  • 舞台『佐賀のがばいばあちゃん』(中日劇場)HP(↓)
    http://www.chunichi-theatre.com/presents/2007/8/8gatsu.html